アレルギー症状を予防しましょう

投稿日:2012年4月11日|カテゴリ:医療コラム

気温も上がり、過ごしやすい季節になってくると、家の中のダニも増えて、活発に動き出します。皮膚を刺されたり、幼児の気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を引き起こす場合があります。快適に過ごすため、掃除や洗濯の仕方をチェックしましょう。

・発生しやすい条件を知る
最も身近に生息し、アレルギーの原因となるチリダニは温度25〜30℃、湿度60〜80%で増殖しやすい。

・掃除機がけは入念に
ダニがじゅうたんや畳などに潜り込んでいることもある。

・寝具をしっかり手入れする
布団の丸洗いがダニの死骸やフンを取り除くことが出来て効果的です。週1回程度の天日干しも有効で、干した後は1平方メートルあたり1分程度、掃除儀をかける。枕カバーやシーツもこまめに取り替える。

・カビの発生を抑える
カビを餌とするダニの温床となる。カビ自体もアレルギーの原因となるので、浴室や台所では使用していない時も換気扇を回すなど換気に十分気をつける。

・部屋を整理整頓する
ダニは掃除の行き届かない所で繁殖しやすいので、家具や押し入れを整理し、床に雑誌などを散らかさず、日ごろから掃除しやすい環境を作る。