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下肢静脈瘤とは

下肢に血管がボコボコ膨れたり、浮き出て見えるようなことはありませんか?
これを下肢静脈瘤と呼びます。血液の逆流を防ぐ静脈の弁が正しく閉じなく、血液が逆流することで起こる病気です。
これに対して当院では、レーザー治療・硬化療法・ストリッピング手術等日帰り手術を行っております。

下肢静脈瘤の原因

静脈弁不全となる原因・誘因は最も多いのが妊娠と立ち仕事です。
女性の場合妊娠すると、ホルモンの影響で血管の進展性が増加し、静脈は膨らみやすくなります。周囲を筋肉で包まれていない表在静脈はそのために拡張し、弁もひろがります。そして弁が静脈圧の負担にたえられなくなると弁不全がおこります。

立ち仕事が下肢静脈瘤の原因となるのは、人が立った状態でいるときは筋肉ポンプはあまり働きません。従って脚の静脈の中の血液が心臓に向かって昇って行くスピードが遅くなります。一方心臓からは動脈を通って一定のスピードで血液が送られてきます。そこで脚には寝ているとき、あるいは運動しているときより、多くの血液が溜まることになります。(血液のうっ滞)。このことは静脈の内の圧の上昇をもたらします。静脈が拡張すると同時に弁が押し広げられ、逆流が生まれます。さらに進行すると弁が完全に壊れ機能を失います。

下肢静脈瘤の発生には生まれ持った静脈の強さ、というものも大きく関与していると考えられています。体質というのは親から子へ受け継がれるものですから母親に静脈瘤があれば、子供もお産の時に静脈瘤が出る可能性が高くなります。欧米の報告によれば静脈瘤の患者が肉親に静脈瘤を認める確立は70%以上とのことです。では静脈瘤は遺伝するのかというと、まだそこまで結論に達していません。民族的な発生率の差もあり、白人に多く、アフリカ、アラブなどでは少ないようです。

下肢静脈瘤要因イラスト