糖尿病はインスリンという膵臓からでるホルモンの働きが低下して起こる病気です。 その結果、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなり、この高血糖の状態が長く続くと、眼や腎臓、神経の障害などの合併症を起こしやすくなります。
糖尿病を起こしやすい体質の方が、食べすぎ・運動不足・ストレスといった環境因子が加わった時にインスリンの作用不足をおこし、糖尿病を発症すると考えられています。 (糖尿病にはインスリンそのものがでなくなるタイプもあります)
糖尿病が軽いうちは自覚症状が何もないことが多く、ついつい放っておきがちです。 今まで検診で「血糖値が高め」といわれている方や、「糖尿病の疑い」といわれている方は症状が何も無くても医療機関を受診してみましょう。 糖尿病の治療は、早期発見・早期治療が大切です。何年間も糖尿病を放っておくと合併症が進行し、快適な日常生活をおくる事が出来なくなるばかりか、生命の危険を起こすこともあるのです。 また、糖尿病は1週間や1ヶ月で治る病気ではありません。生涯を通してこの病気と向かいあっていかなければなりませんが、 適切な指導の下で糖尿病のよりよい管理ができれば合併症も予防でき、健康な人と変わりない生活をおくる事ができるのです。
検診で糖尿病と言われた方
糖尿病の治療はしているがコントロールが悪い方
外来でインスリン注射の導入を希望される方
自己血糖測定指導を希望される方※
※(インスリン注射をされている方のみ保険給付あり)
この他どのような患者様でも診療を行っております。(入院が必要な患者様の対応はしておりません。)お気軽に受診・ご相談下さい。
糖尿病を治療する目的は、合併症を起こさないようにすること・またすでに起こしてしまった合併症をそれ以上進めないようにすることです。
そのためには、血糖値を出来るだけ正常な状態にしなければなりません。糖尿病の治療で大切なのは、食事療法と運動療法です。
軽い糖尿病の方は、この食事・運動療法だけで充分血糖値が良くなるのです。
食事療法・運動療法だけでは血糖値がよくならない場合は、薬で血糖値をコントロールします。中には、インスリン注射が必要になる方もいます。
糖尿病治療薬には様々な種類のものがあります。 当院では患者様に合った薬をオーダーメイドで処方しております。
2009年12月より糖尿病の新薬「DPP-4阻害剤」が使用出来るようになりました。この薬は血糖を調整するホルモンであるインクレチンの作用を増強させる薬です。
インクレチンには下記のような作用があります。
・血糖を下げる
・食欲を抑える
・β細胞を増殖させる
しかし糖尿病患者にとって大切なインクレチンは「DPP-4」という酵素によってすみやかに分泌されてしまう為、この酵素の働きを阻害し、インクレチンの効果を高る薬です。
当クリニックでは管理栄養士による栄養相談・栄養指導を行っております。
糖尿病の患者様をはじめ、肥満・脂肪異常(コレステロール高値・中性脂肪高値)・高血圧・肝臓病・高尿酸血症(痛風)の方の食事指導を行っております。
今までの食生活で何が悪いのか、どう食べたらいいか、マンツーマンでわかりやすくご指導いたします。
医院情報
医院所在地 | 〒141-6003 東京都品川区大崎ThinkParkTower 大崎2-1-1 ThinkParkTower3F |
電話番号 | 03-5745-0737 |
診療時間 | 09:30~12:30 / 14:30~18:30 |
休診日 | 水曜午後・土曜午後・日曜・祝日 |
診療科目 | 内科/循環器科/呼吸器科/外科 心臓血管外科/糖尿病内科 |
専門外来 | 禁煙外来/ペースメーカー専門外来 糖尿病専門外来/下肢静脈瘤専門外来 |
交通手段 | JR山手線「大崎駅」南改札口 新西口より専用ペデストリアンデッキで徒歩2分 |
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